記者団の取材に応じる斎藤健経済産業相(11日、経済産業省)

斎藤健経済産業相は11日、自民党総裁選(12日告示―27日投開票)への出馬を断念したと明らかにした。立候補に必要な推薦人20人を確保できなかった。総裁選は候補者9人で争う構図が固まった。

経済産業省で記者団の取材に応じた。「総裁選の戦いから撤兵する。結果は大変残念だったが、私自身は何か大きなものを得ることができたのではないかという気持ちもある」と語った。

斎藤氏は8月23日に「総裁選をめざす決心をした」と発言し、推薦人集めに着手した。小渕優子選挙対策委員長や古川禎久元法相らが支援していた。

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