齋藤経済産業大臣は岸田総理大臣の後任を選ぶ総裁選挙への立候補に意欲を示し、立候補に必要な推薦人の確保に向けて働きかけを続けていました。

齋藤氏は11日夜、経済産業省で記者団に対し「総裁選の戦いから撤兵する」と述べ、立候補を断念することを明らかにしました。

そのうえで「わが陣営は志高く、捨て身の覚悟で集結した仲間ばかりだったので、大変誇りに思っている。結果は大変残念だったが、大きなものを得ることができたのではないか」と述べました。

齋藤氏に近い議員によりますと、ぎりぎりまで模索を続けたものの、推薦人20人の確保にめどが立たなかったということです。

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