文鮮明氏と岸信介元首相が握手を交わす写真を示す山口広弁護士(中)=12日、東京都千代田区で
全国弁連は東京都内で記者会見し、代表世話人の山口広弁護士は、教団創設者の文鮮明氏(故人)と岸信介元首相(同)が握手する写真を示しながら「政治の圧力によって被害者の救済が妨害されてきた」と主張。「立候補者の話を聞いても、この話は全く出てこない。日本の政治をつかさどる国会議員にとって、避けて通れない問題のはずだ」と訴えた。 事務局長の木村壮弁護士は「(悪質な寄付勧誘を規制する)不当寄付勧誘防止法などが成立したが、問題が解消されたとは言えない」と指摘した。 旧統一教会を巡っては、文部科学省が昨年10月に解散命令請求を東京地裁に申し立て、審理が続いている。(三宅千智) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。