立憲民主党の野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、吉田晴美衆院議員の3氏は15日、仙台市の党代表選討論会で女性天皇を容認する考えを示した。歴史上、前例があることや皇族数の減少を理由に挙げた。泉健太代表は「衆参両院議長の下、超党派で議論している最中であり、党代表として最も答えにくい」と述べ、明言を避けた。
野田氏は、推古、持統両天皇の例を挙げ「歴史と伝統を踏まえてもあってしかるべきで、各党間でまとめられるはずだ」と語った。吉田氏は「女性天皇は歓迎する立場だ」と説明した。
枝野氏は「国民的合意はほぼできている。早期に認めるべきだ」と強調。一方、女系天皇については「時間をかける余地がある」と指摘した。〔共同〕
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