防衛、経済産業両省は18日、防衛省でスタートアップ企業との意見交換会を開いた。両省は先端技術の防衛活用を促進する新たな枠組みをつくる。スタートアップや既存の防衛産業、研究機関、金融機関などを結びつけデュアルユース（軍民両用）技術を育成することを狙う。
スタートアップの防衛産業への参入障壁を下げる。課題解決のための技術提案を要件に企業を指名して発注する随意契約を認める。防衛産業の裾野を広げ、革新的な新興・先端技術の早期実用化を促す。
意見交換会には建設現場などの作業者とオフィスの管理者をスマートフォンを通じて遠隔でつなぐコミュニケーションツールを開発するスタートアップのクアンド（北九州市）など2社が参加した。
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