公明党の山口那津男代表は18日、岸田文雄首相と官邸で会談し、28日の党大会で退任する理由について「党の新しい活力を生み出すため、世代交代を図る」と伝えた。首相は「残念な思いもあるが長い間、本当にありがとうございました」と謝意を伝えた。
会談後、山口氏が記者団に明らかにした。両氏の会談は党トップとして最後になる可能性もある。
4月から病気で療養していた公明党の高木陽介政調会長も首相と面会、体調の回復を報告した。高木氏は先の通常国会で政治資金規正法改正を巡り「両党のパイプ役になれなかった」と述べると、首相は「次のステップで連携を取っていこう」と応じた。面会後、高木氏が記者団に明かした。
〔共同〕
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