自民党総裁選(27日投開票)に立候補している林芳正官房長官は21日、インターネットでの討論会にビデオメッセージを寄せた。法人税率の水準を引き上げる考えに触れて「検討をしっかり進めてメリハリのある法人税を目指していきたい」と述べた。
林氏は「内部留保の中の現金はかなり積み上がってきている」と指摘した。「研究開発したり賃上げしたりした会社に対する減税の効果をさらに増すためにも、全体の法人税の水準を引き上げるのは検討事項だ」と語った。
林氏は官房長官として石川県の記録的な大雨への対応に専念するため、討論会への直接の出席をとりやめた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。