立憲民主党の代表選で、現職だった泉健太氏は4人の候補のうち3位となり再選できなかった。臨時党大会後、記者団に「悔しくないと言えば嘘になる。自分自身の力足らずだ」と語った。

落選の要因について「政権交代に向かって現職代表として、そのことばかりに力を使っていた」と分析した。新代表となった野田佳彦氏や元代表の枝野幸男氏を念頭に「先輩ほどの経験や実績を十分に伝えられていなかった」と弁明した。

代表選は泉氏のほか野田氏、枝野氏、衆院当選1回の吉田晴美氏の計4人が出馬した。泉氏は国会議員と国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・協力党員による1回目の投票で143ポイントだった。野田氏、枝野氏に次ぐ3位となり、決選投票に進めなかった。

泉氏は衆院当選8回。2021年10月の衆院選後に引責辞任した枝野氏のあとを引き継ぎ、同11月に代表に就いた。

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