【ニューヨーク時事】上川陽子外相は23日午後(日本時間24日午前)、イランのアラグチ外相と米ニューヨークで約30分間会談し、緊迫する中東情勢について協議した。上川氏は「攻撃の応酬と暴力の連鎖を回避することが極めて重要だ」と述べ、イランに最大限の自制を要請。外相レベルを含む重層的な対話を続けていくことで一致した。

上川氏は、イランが影響力を持つイスラム教シーア派組織ヒズボラ、イエメンの親イラン武装組織フーシ派にも自制を求めるよう要請。紅海やペルシャ湾における航行の安全の重要性を強調した。

イランのアラグチ外相(右)と会談する上川陽子外相=23日、米ニューヨーク(外務省提供)

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