中国国防省は25日、中国軍でミサイルを担う部門「ロケット軍」が同日朝、訓練用の模擬弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を太平洋の公海へ向けて発射し、予定した海域に落下させたと発表した。

 国防省は発射について「定例の年度訓練で国際法に合致しており、いかなる特定の国も対象としたものではない」としている。国営新華社通信によると、関連する国々には事前に通知していたという。(北京=斎藤徳彦)

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