高市氏「とにかく元気に笑顔で全力尽くす」
高市経済安全保障担当大臣は25日、国会議員票の上積みに向けてみずから議員に電話をかけて支持を呼びかけました。
高市氏は、24日夜の陣営の会合で「一歩一歩、前進できていると体感している。閣僚として役所の仕事もやりながら限られた時間での活動だが、いろいろな方に電話をしている。とにかく元気に笑顔で全力を尽くしたい」と述べました。
小林氏「党を抜本的に変える象徴になる」
小林鷹之氏は、東京・足立区で街頭演説を行い「当選4回、40代でこれまでの自民党なら総裁選挙に立候補することはまず考えられなかった。それでも名乗りを上げたのは、党を抜本的に変える象徴になると考えたからだ」と述べました。
そして「経済、安全保障、イノベーション、それに教育をそれぞれ向上させて日本の国力を高め、世界の真ん中に日本を立たせ、国民の暮らしを豊かにしてこの国を守っていく。その思いで最後の最後まで訴えを続ける」と述べました。
林氏「政策など最後まで訴え戦い抜く」
林官房長官は、国会内で記者団に対し「それなりの手応えを感じながらここまで戦いを進めてきた。危機管理や災害対応などで総裁選挙を途中でいったん中止した場面もあったが、温かく応援し続けてもらった。残りの期間、しっかりと自分の政策や考え方、国家観を最後まで訴え戦い抜きたい」と述べました。
小泉氏「残り2日 誠心誠意思い訴えたい」
小泉進次郎氏は25日午後、都内のレンタルオフィスに設けた選挙対策本部で陣営の会合を開き、10人余りの議員が出席しました。
このあと小泉氏は記者団に対し「残り2日、一人ひとりの議員の心に届くように誠心誠意、思いを訴えていきたい。自民党を変え、日本を変え、長年、議論ばかりを続けて答えを出していない課題に決着をつけたい。この思いを1人でも多くに伝え勝利をつかみたい」と述べました。
一方、24日、麻生副総裁と面会し支援を要請したことについて「1人でも多くの方に直接、支援のお願いをするのは当たり前のことだ。一部の人に支援をお願いすると『そんたくをして改革ができないのではないか』という声もあるようだが、『有力者イコール改革派ではない』というのは全く違う」と述べました。
上川氏「最後まで頑張りたい。応援してほしい」
上川外務大臣は25日午後、議員会館の麻生副総裁の事務所を訪れ、およそ15分間面会しました。
同席した議員によりますと、上川氏は「最後まで頑張りたい。応援してほしい」と述べ、麻生氏は「日本の将来を考えないといけない」などと述べたということです。
上川氏は、立候補を表明する前の今月4日にも麻生氏と面会し決意を伝えていて、25日は選挙戦の状況を報告したということです。
加藤氏「スタート遅かったが挽回を」
加藤元官房長官は25日午後、党所属議員の事務所を回り「最後のお願いに参りました」などと支援を求めました。
このあと加藤氏は記者団に対し「議員票を1票でも多くということで議員会館を回り、電話でも依頼をしている。スタートが少し遅かったが、挽回をしてあさって総裁になるべく頑張っていく」と述べました。
河野氏「政策に賛同してくれる人は一定数いる」
河野デジタル大臣は25日午後、都内で記者団に対し「きょう、あすとしっかり議員への働きかけをしていきたい。日本の安全保障のあり方や財政の考え方などを訴えてきた。コロナ禍が終わった今、新しい時代に合った考え方に切り替えていかなければならない。議員の中には『そうだよね』と言ってくれる人も増え、政策に賛同してくれる人は一定数いる」と述べました。
石破氏「岸田政権の成果を引き継ぎたい」
石破元幹事長は記者会見で自身の掲げる経済政策について「岸田政権が取り組んできたことを引き継ぎ、スピードを速めていきたい。地方で生産性を上げていくためには『デジタル田園都市構想』が大きな役割を果たす。地方の豊かさ、雇用、所得が増えていくように岸田政権の成果を引き継ぎたい」と述べました。
その上で、3年間の集中的な取り組みでデフレからの完全脱却を実現するとして「物価上昇を上回る賃上げを実現していかなければ個人消費は増えない。また、個人が投資に関心を持っており『貯蓄から投資へ』の加速もさらに進めたい」と述べました。
茂木氏「議員票によい手応えを感じている」
茂木幹事長は、国会内でみずからを支援する中堅・若手の議員と総裁選挙の情勢をめぐり意見を交わし「まだ、あさってまであるので頑張ろう」と声をかけました。
このあと茂木氏は記者団に対し「きょうから国会議員に支援をお願いしており、これまでもある程度積み上がってきていたが、さらに積み上がりつつある。1票1票の積み重ねは本当に大変な努力が必要だが、最後の最後まで続けたい。議員票についてはよい手応えを感じているのは間違いない」と述べました。
岸田首相 小野寺氏と面会 総裁選めぐり意見交換
岸田総理大臣は25日午前、総理大臣官邸で自民党の旧岸田派出身の小野寺元防衛大臣とおよそ20分間面会し、総裁選挙をめぐって意見を交わしました。
このあと小野寺氏は記者団に対し「『誰を支持する』といった具体的な話はなく、今の全体の状況について岸田総理大臣から質問があり私が答えた。岸田総理からもいろいろな考え方を聞いた」と述べました。
森山氏と関口氏が会談 決選投票の対応など意見交換
自民党の森山総務会長と関口参議院議員会長は25日午前、党本部でおよそ30分間会談しました。
27日の総裁選挙の投開票で、いずれの候補者も過半数を獲得できず決選投票にもつれ込むことが確実な情勢となる中、党内情勢や決選投票での対応などをめぐって意見を交わしたものとみられます。
菅氏と関口氏 党内の動向めぐり意見交換
菅前総理大臣と関口参議院議員会長は25日午後、国会内でおよそ20分間会談しました。
この中で関口氏は、あさって投開票が行われる総裁選挙をめぐり、参議院議員の間では、来年夏の参議院選挙で勝てる総裁を選ぶべきだという声が強まっていることなどを伝えたものとみられます。
菅氏は、総裁選挙で小泉進次郎氏を支援していて、会談で両氏は党内の動向などをめぐって意見を交わしたものとみられます。
旧安倍派議員らが会合 党内情勢など意見交換
自民党の西村明宏 前環境大臣ら旧安倍派出身の衆参両院の議員およそ30人が25日、都内で会合を開きました。
この中では、1回目の投票ではいずれの候補者も過半数を獲得できず、決選投票にもつれ込むことが確実な情勢となっていることを踏まえ、党内情勢や、それぞれが考える投票先などをめぐり意見を交わしたということです。
その上で、27日の投票直前まで情報交換を続けることを確認しました。
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