林芳正官房長官は26日の記者会見で、台湾による福島など5県産食品の輸入規制の追加緩和決定を歓迎した。「規制全廃に向けた一歩だ。今回の決定で日台間の経済関係、友好関係がさらに深化することを強く期待する」と述べた。  台湾について「基本的価値を共有し、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人だ」と重ねて強調。中国などが続ける輸入規制には「科学的根拠に基づいて早期に撤廃されるよう、引き続き粘り強く働きかける」と語った。  台湾は25日、福島第1原発事故後に導入していた福島、栃木、群馬、茨城、千葉5県産食品の全品目で禁輸を解除し即日実施すると発表した。


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