自民党本部の看板=東京・永田町

 自民党総裁選挙管理委員会は26日、総裁選の1回目の投票で過半数を取る候補がおらず、上位2人の決選投票となった場合、2人が各5分間演説した上で投票を行うと決めた。1回目の投票で下位だった候補が最初に演説する。1回目の投票で2位が複数いた場合はくじ引きとすることも確認した。

 これまでの総裁選では1回目の投票後、直ちに決選投票が実施された。決選投票での演説実施に関し、逢沢一郎委員長は「決意や心境を虚心坦懐に語ってもらう。新しい自民党をアピールしてほしい」と記者団に述べた。

 今回は過去最多9人が立候補する混戦で、決選投票が確実な情勢だ。

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