岸田文雄首相は27日、首相官邸で石川県の馳浩知事と面会した。石川県能登半島での記録的豪雨の被害を受けて、同県輪島市や珠洲市など計6市町に11月分の普通交付税の一部となる26億円を前倒しして交付すると明らかにした。30日に配り、自治体の資金繰りを円滑にする。
首相は「被災地は能登半島地震から復旧・復興の途上だ。被災者の日常を1日でも早く取り戻すよう寄り添い、政府を挙げて取り組む」と述べた。
能登半島地震による仮設住宅の浸水被害を踏まえ、ホテルなどへの2次避難を促す考えも示した。災害救助費として補助する費用を特例的に1人あたり1泊7000円から1万円に引き上げ「能登半島地震による2次避難と同様のサポートを行う」と表明した。
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