自民党の根本匠元厚生労働相(73)=衆院旧福島2区=は29日、地元の福島県郡山市で記者会見し、次期衆院選には立候補しないと正式に表明した。何らかの形で政治活動は続けるという。
根本氏は旧岸田派で事務総長として岸田文雄首相を支えた。不出馬の理由として「盟友である首相が新しいリーダーに自民党を託した。私の使命の一つが終わったという気持ちがあった」などと述べた。
後継については「福島県連と党本部に一任する」と述べるにとどめた。秘書を務める長男が有力との見方が出ている。
1993年に初当選し、現在9期。復興相や厚労相などを歴任した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。