自民党の石破茂総裁は、10月1日の首相就任に合わせ、国際政治学者の川上高司氏を外交安全保障担当の内閣官房参与に起用する意向を固めた。2日に辞令を交付する。党総裁選では、政策ブレーンとして石破氏を支えた。関係者が30日明らかにした。

 川上氏は防衛研究所主任研究官などを経て拓殖大海外事情研究所所長を務めた。米国の政治・外交、日米関係、安全保障論を専門としている。

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