自民党の石破総裁は1日召集される臨時国会の総理大臣指名選挙で第102代の総理大臣に選出される運びで、その後総理大臣官邸で直ちに新内閣の組閣に臨みます。

これまでに閣僚の顔ぶれは固まっていて、
▽総務大臣に村上元行政改革担当大臣。

▽法務大臣に牧原秀樹氏。

▽外務大臣に岩屋元防衛大臣。

▽財務大臣に加藤元官房長官。

▽文部科学大臣に阿部俊子氏。

▽厚生労働大臣に福岡参議院政策審議会長。

▽農林水産大臣に小里泰弘氏。

▽経済産業大臣に武藤容治氏。

▽公明党の斉藤国土交通大臣は引き続き起用されます。

▽環境大臣には浅尾参議院議院運営委員長。

▽防衛大臣に中谷・元防衛大臣。

▽官房長官に林芳正氏が引き続き起用されます。

▽デジタル大臣に平将明氏。

▽復興大臣に伊藤忠彦氏。

▽国家公安委員長に坂井元官房副長官。

▽こども政策担当大臣に三原じゅん子参議院議員。

▽経済再生担当大臣に赤澤亮正氏。

▽経済安全保障担当大臣に城内実氏。

▽地方創生担当大臣に伊東良孝氏が起用されます。

石破氏は、組閣を終えた後、皇居での親任式と閣僚の認証式を経て、総理大臣として最初の記者会見を行ったあと、初閣議に臨むことにしています。

一方、石破氏は9月30日、「新政権はできるかぎり早期に国民の審判を受けることが重要だ」と述べ、衆議院選挙を今月27日投開票の日程で行う方針を表明しました。

臨時国会の論戦を経て今月9日に衆議院を解散し、選挙の公示は15日としたい考えです。

これに対し立憲民主党の野田代表は「まさか論戦から逃げるとは思わなかった。もっと筋を通してほしい」と述べました。

野党側は新政権の基本姿勢をただす必要があるとして代表質問だけでなく予算委員会での質疑も含め十分な論戦を行うよう反発していて、新内閣の発足前から与野党の対決色が強まっています。

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