左上から右へ石破茂首相、村上誠一郎総務相、牧原秀樹法相、岩屋毅外相、加藤勝信財務相。2段目左から阿部俊子文科相、福岡資麿厚労相、小里泰弘農相、武藤容治経産相、斉藤鉄夫国交相。3段目左から浅尾慶一郎環境相、中谷元防衛相、林芳正官房長官、平将明デジタル相、伊藤忠彦復興相。4段目左から坂井学国家公安委員長、三原じゅん子こども政策相、赤沢亮正経済再生相、城内実経済安保相、伊東良孝地方創生相

 自民党の石破茂総裁(67)は1日午後、衆参両院本会議で第102代首相に選出された。林芳正官房長官(63)が記者会見で閣僚名簿を発表。総裁選で陣営の選対本部長を務めた岩屋毅氏(67)を外相に起用、側近の赤沢亮正氏(63)を経済再生担当相に登用した。初入閣は13人、女性閣僚は2人となった。10月27日投開票の衆院選に向け、物価高に対応する経済対策を重視し、政権の主要政策策定に取り組む。  総裁選の推薦人からは岩屋、赤沢両氏のほか、総務相に村上誠一郎氏(72)、農相に小里泰弘氏(66)、デジタル相に平将明氏(57)、地方創生担当相に伊東良孝氏(75)を充てた。  総裁選で争った加藤勝信氏(68)を財務相に起用、林氏を岸田内閣から引き続いて官房長官とした。公明党の斉藤鉄夫国土交通相(72)は再任、中谷元氏(66)は防衛相に再登板となった。  麻生派から武藤容治氏(68)を経済産業相、浅尾慶一郎氏(60)を環境相に充てた。参院議員からは浅尾氏に加え、福岡資麿氏(51)が厚生労働相、三原じゅん子氏(60)が子ども政策担当相に就いた。


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