日本維新の会は兵庫県の斎藤元彦前知事の失職に伴う知事選(11月17日投開票)に清水貴之参院議員を擁立する方針だ。維新は2021年知事選で推薦した斎藤氏のパワハラ疑惑などで対応が後手に回り、逆風が吹く。19年の参院選兵庫選挙区でトップ当選した清水氏に白羽の矢を立てた。
清水氏は参院当選2回の50歳。早大を卒業後、朝日放送にアナウンサーとして入社した。次期衆院選でくら替えして兵庫8区から出馬する予定だった。
知事選は斎藤氏、共産党の推薦を受ける医師の大沢芳清氏、元経済産業省官僚の中村稔氏の3人が出馬を表明している。
前尼崎市長の稲村和美氏も近く正式に立候補を表明する。立憲民主党系の議員らでつくる県議会第4会派「ひょうご県民連合」は稲村氏を支援する方向だ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。