地震と記録的豪雨の被害に遭った石川県輪島市内を視察する石破首相(右、代表撮影)と立憲民主党の野田代表=5日

 石破茂首相は5日、27日投開票の衆院選について、自民党派閥裏金事件への批判が強い中で行われると指摘した上で「自民が国民の不信、怒りにきちんと対応していることを示さなければならない」と記者団に述べた。立憲民主党の野田佳彦代表は、裏金事件の関係議員がいる小選挙区での対抗馬の一本化に重ねて意欲を示した。

 石破氏は石川県珠洲市で「安全保障や震災・災害といった困難な問題に対処しうるのは自民だと全国各地で訴える」として、連立を組む公明党と協力しながら衆院選に勝利したいと語った。

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