世耕氏は5日、和歌山県田辺市内で記者会見を行い、「いわゆる還付金の問題では大変な迷惑をかけたが、県民から与えられた26年間の政治経験を、和歌山県や国の発展のために活用してもらえるか、今回の選挙を通じて声を聞かせていただきたい」と述べ、今月27日に投票が行われる見通しの衆議院選挙の和歌山2区に無所属で立候補する意向を表明しました。

世耕氏は大阪府出身の61歳。

参議院和歌山選挙区選出の当選5回で、経済産業大臣や官房副長官などを歴任しました。

2019年から自民党の参議院幹事長を務めていましたが、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、党から離党勧告を受け、ことし4月、離党しました。

次の衆議院選挙の和歌山2区には、いずれも新人で自民党の二階伸康氏と、共産党の楠本文郎氏、無所属の本間奈々氏が立候補の意向を表明しています。

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