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島根1区・東京15区・長崎3区
東京15区の補欠選挙の投票は午後8時に締め切られました。
開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材やきょう投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、立憲民主党の新人の酒井氏がほかの8人の候補を引き離して、優勢です。
また、きのうまでに期日前投票をした人を対象に行った調査でも、酒井氏が上回っていて今後、順調に得票を伸ばすことが見込まれることから、酒井氏の初めての当選が確実になりました。
酒井氏は37歳。
看護師や助産師として働いたあと東京・江東区の区議会議員を務め、去年12月に行われた区長選挙に立候補しましたが落選しました。
今回の選挙では自民党が候補者擁立を見送り、野党や無所属の候補など、過去最多の9人が争いました。
選挙戦で酒井氏は、区議会議員の経験や助産師としての専門性を強調し、子育て支援の拡充やクリーンな政治の実現を訴えました。
立憲民主党の幹部が連日、応援に入ったほか、共産党はいったん擁立した候補者を取り下げて、酒井氏の支援にまわりました。
その結果、立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、いわゆる無党派層の支持も集めました。
今回の衆議院東京15区の補欠選挙では、きのうまでに有権者のおよそ13%にあたる5万6169人が期日前投票を行いました。
NHKが選挙期間中の7日間、選挙区内の1か所から3か所の投票所で期日前投票を済ませた有権者2156人を対象に行った調査では、酒井氏が、飯山氏や金澤氏などの8人を上回りました。
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