立憲民主党は、自民党派閥裏金事件を受けて「政治とカネ」を争点とする戦略が奏功、大幅に議席を増やす見通しだ。自民、公明両党の与党が過半数割れした場合、野田佳彦代表は日本維新の会や国民民主党など他の野党に連携協議を呼びかける方針。石破政権に対峙し、共同歩調を取れるかどうかが焦点となる。
衆院定数の過半数(233)を上回る237人を擁立。「政権交代こそ最大の政治改革」を掲げ「金権まみれの自民党政治にピリオドを打つ」(野田氏)と訴えた。
野田氏は選挙前、自民の「裏金議員」が立候補する小選挙区での野党候補一本化を各党に呼びかけたものの、時間的制約で全国的な調整は実現しなかった。
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