公明党は、小選挙区で候補者11人の全員当選、比例代表で現有23議席以上の獲得を目標に掲げた。しかし、大阪3区で前職の佐藤茂樹副代表の落選が確実となり、小選挙区で全勝とはならなかった。
埼玉14区に初挑戦した石井啓一代表を含む小選挙区候補全員が比例と重複で立候補せず「背水の陣」で挑んだ。石井氏は選挙戦最終日の26日、記者団に「後半にかけて情勢は厳しくなった」と語っていた。
石井氏は選挙期間中、党代表として各地へ応援に入りながら、自身の選挙運動にも多くの時間を割いた。小選挙区候補の応援に入った際には「与党統一候補」の立場を強調。公明候補の勝利が自公政権の安定につながると訴えた。
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