引き渡された移動型の防空レーダーと、日本とフィリピンの防衛当局者=29日、マニラ(共同)
【マニラ共同】鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピン・マニラでテオドロ国防相を表敬訪問し、移動型の日本製防空レーダー1基の引き渡し式典に出席した。 納入する防空レーダーは三菱電機がフィリピン国防省と契約した移動型1基と固定型3基の計4基で、日本政府が2014年に武器禁輸政策を転換して以降、初めての完成品の防衛装備輸出。固定型のうち最初の1基は昨年12月に引き渡し式典が行われた。 4基の契約額は55億ペソ(約149億円)。フィリピン空軍は監視・即応能力が高まると期待している。26年までに4基の引き渡しを終える予定だ。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。