荒川区長選に立候補した、(写真左から)元区議の町田高さん、共産党荒川地区委員長の茂木正道さん、元都議の滝口学さん=届け出順
◆町田高さん「スムーズにできるのは私だけ」
区役所前の出陣式で「社会的に弱い人たちを1人でも多く救ってあげられる荒川区にしたい」と訴えた。区議を3期10年務めた経歴を強調し、区立児童相談所の設置に尽力したなどの実績をアピールした。推薦を受けた自民、公明の国会議員、都議、区議らが応援に駆けつけた。「国とのパイプがあるのは自公。区だけではできない事業はたくさんある。スムーズにできるのは私だけだ」と訴えた。◆茂木正道さん「持続可能なまちづくりをする」
共産党の山添拓政策委員長が駆けつける中で町屋駅前に立ち、「区民生活を後回しにしてきた」と現区政を批判。人に優しい区政への刷新を訴え、学用品の無償化や、区独自に保育士を多く配置するなど子育て支援の充実を掲げた。区の基金積み立てで財源はあるとして、介護保険料の引き下げも主張し、「誰もが住み続けることができる持続可能なまちづくりをする」と力を込めた。◆滝口学さん「都や近隣自治体とつながる」
JR三河島駅付近にある事務所近くの神社でマイクを握り「厳しい選挙になると覚悟している」と気を引き締めた。都議3期の経験を踏まえ「都や近隣自治体ともつながって地域を良くしていく」と訴えた。耐震化や不燃化、初期消火体制強化など災害対策の充実を強調。コミュニティバスの縮小が相次ぐ中で、高齢者の移動手段の確保へ「あらゆる可能性、選択肢を探る」と力を込めた。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。