空本誠喜衆院議員(右)と金村龍那衆院議員

日本維新の会代表選(17日告示ー12月1日投開票)を巡り、空本誠喜衆院議員=広島4区=と金村龍那衆院議員=比例南関東=が15日、立候補を表明した。すでに共同代表の吉村洋文大阪府知事と松沢成文参院議員=神奈川選挙区=が名乗りを上げ、現状で4人が争う様相となっている。

空本、金村両氏はそれぞれ国会内で記者会見し、50人の推薦人確保にめどが立ったと説明。空本氏は衆院選での議席減に触れ、「風当たりはきついが、これを乗り越え、来年の参院選に弾みをつけたい」と強調した。金村氏は「先頭に立って改革を実現したい」と意気込みを語った。

維新では、国会議員に加えて地方議員や首長も、代表選の候補者や推薦人となることが可能。2023年の統一地方選で大きく議席を伸ばしたため、対象は合わせて800人を超え、立候補が相次ぐ要因になっているとみられる。

代表選には、中川貴大東京都国立市議も意欲を示している。

〔時事〕

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