石破総理大臣とマレーシアのアンワル首相との会談はペルーの首都リマで日本時間の16日未明、およそ20分間行われました。

冒頭、石破総理大臣が「来年のASEAN=東南アジア諸国連合の議長国であるマレーシアと緊密に連携したい」と述べたのに対し、アンワル首相は「日本との関係を重視している」と応じました。

そして、両首脳は、同志国の軍隊に防衛装備品を提供するOSA=「政府安全保障能力強化支援」の枠組みの活用や、自衛隊とマレーシア軍との共同訓練などを通じて、安全保障をはじめとした幅広い分野で協力を進めることで一致しました。

その上で、海洋進出を強める中国も念頭に、地域や国際社会の課題をめぐっても意見を交わし、さまざまな課題に連携して対応していくことを確認しました。

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