◆すごく微妙なバランスの上に成り立っている
―少数与党の第2次石破内閣が発足しました。 国民民主党が、政権の生殺与奪権を握っています。いろんなことを言ってくるでしょうが、野党がまとまればいつでも内閣不信任決議案を可決できる状況なので、首相はできる限り譲歩せざるを得ません。 国民民主の事情で言えば、玉木雄一郎代表はもともと与党志向。自民党と組んで自分たちの政策を実現したい考えです。しかし、先の衆院選で国民民主に投票した人たちは基本的に「非自民・反自民」。非自民の立場を維持しないと、来年夏の参院選は戦えません。第2次石破内閣はすごく微妙なバランスの上に成り立っているわけです。党首会談に臨む自民党総裁の石破首相(右)と国民民主党の玉木代表
◆国民民主にとって非常に都合がいい相手
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