日本維新の会は17日、代表選を告示する。12月1日の臨時党大会で投開票し、新代表を選出する。10月の衆院選で議席を公示前の43から38に減らしたことを踏まえ、党勢の立て直しなどを巡り論戦を交わす。
16日時点で吉村洋文共同代表(大阪府知事)、松沢成文参院議員、空本誠喜衆院議員、金村龍那衆院議員が立候補を表明している。東京都国立市議の中川貴大氏も出馬に意欲を示す。
維新は国政選挙後などに代表選をするかどうか判断することになっており、今回は衆院選を受けて実施を決めた。馬場伸幸代表は衆院選の結果を受け不出馬を決断した。議員も一般の党員も同じ一人一票で競い、最多得票者が新代表に選ばれる。
立候補するには国会議員や地方議員、首長ら「特別党員」の50人から推薦を集める必要がある。
維新は先の通常国会での政治資金規正法を巡る混乱や兵庫県知事のパワハラ疑惑への対応の遅れなどが指摘された。
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