中谷元・防衛相(左)、韓国の金龍顕国防相(聯合=共同)
中谷元・防衛相は12月下旬にも韓国を訪問し、金龍顕国防相と会談する方向で調整に入った。複数の関係者が18日、明らかにした。日本の国会日程をにらみ最終判断する。実現すれば、防衛相の訪韓は2015年以来9年ぶり。韓国艦による自衛隊機への火器管制レーダー照射問題で悪化していた両国関係の改善を踏まえた形で、安全保障協力の強化を確認する。 15年当時も中谷氏が防衛相を務めていた。会談では、米国のトランプ次期大統領就任を前に、日韓、日米韓の協力継続の重要性を確認する構えだ。北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射や、ロシア派兵などロ朝の軍事協力についても議論するとみられる。 レーダー照射は18年に発生した。日本側は危険な行為だと抗議したが、韓国側は照射を否定し、事実認定を巡り平行線をたどった。首脳レベルの関係改善を受け、日韓防衛相は今年6月、レーダー照射問題で再発防止策に合意し、防衛当局間の交流を本格的に再開すると確認した。 7月には当時の韓国国防相が09年以来15年ぶりに来日した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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