石破総理大臣とイギリスのスターマー首相との初めての首脳会談はブラジル・リオデジャネイロで日本時間の19日朝におよそ20分間行われました。

冒頭、石破総理大臣は就任の祝意を伝えられたのに対して謝意を示し「あらゆる分野とレベルでイギリスとの関係を強化したい」と述べました。

そのうえで、両首脳はヨーロッパとインド太平洋の安全保障は一体だという認識を共有し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、イタリアもあわせた3か国で進めている次期戦闘機の共同開発など協力を進めていくことで一致しました。

また、経済安全保障分野などでの協力を強化するため、外務、経済閣僚による経済分野の協議の枠組み、いわゆる経済版「2プラス2」を新たに設けることで合意し、来年1月以降の早い時期に初会合を開く方向で調整を進めることになりました。

このほか、東アジアやウクライナなど地域情勢をめぐっても意見を交わし、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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