福岡県は18日、乳量の減少などの症状が出る牛の感染症「ランピースキン病」に感染した牛が、今月、国内で初めて確認されたと発表し、県は感染が確認された農場から半径20キロ以内で飼育されている牛の所有者に対して、ワクチン接種を命じました。

これについて江藤農林水産大臣は閣議のあとの会見で「乳用牛の生産に一時的な影響が出るが、時間の経過とともにほぼ回復すると言われている。肉用牛については感染の事例は確認されていない」と述べました。

そのうえで「これ以上感染が広がらないことが一番肝心なので、防疫の徹底を都道府県に呼びかけたい」と述べ、発生した農場の周辺の県のほか、全国の都道府県の担当者に改めて感染防止の対策を徹底するよう呼びかける考えを示しました。

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