会談はG20=主要20か国の首脳会議にあわせ、日本時間の20日未明に行われました。

この中で石破総理大臣は「来年は両国の外交関係樹立から130周年の節目の年で、関係をさらに強固にしたい。ルーラ大統領が来年、訪日の意向を示していることを歓迎したい」と述べました。

これに対し、ルーラ大統領は「日系社会はブラジルの発展に大きく貢献している。今後もさまざまな分野で協力していきたい」と応じました。

そして両首脳は、貿易投資の拡大を図るため、日本が、ブラジルなどが参加する南米の関税同盟、メルコスールと幅広い分野での協力を目指す「戦略的パートナーシップ」の枠組みの構築に向けた協議を進めることで合意しました。

また両首脳は、国連の安全保障理事会の改革が実現するよう、常任理事国入りを目指す両国にドイツとインドを加えたG4で緊密に連携していくことで一致しました。

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