静岡県知事選への出馬を表明した横山氏(1日、静岡県庁)

26日投開票の静岡県知事選に政治団体代表で投資家の横山正文氏(56)が1日、出馬を表明した。リニア中央新幹線の工事推進や新興企業誘致などを政策に掲げ、「誰が語るかではなく、何を語るかが重要だ」と強調した。出馬表明は元県副知事の大村慎一氏、前浜松市長の鈴木康友氏、共産党県委員長の森大介氏に続き4人目。

横山氏は県庁内で記者会見を開いた。川勝平太知事が認めてこなかったリニア静岡工区の着工について「水の問題は既に解決している」と語り、知事になれば即座に認めるとした。浜松市の新野球場構想では「商業施設やホテルを誘致しボールパークビレッジを作る」と話した。静岡市内にも大規模球場を建設するとした。

横山氏は同県菊川市出身。2013年青山学院大法卒。会社員、投資家などを経て22年12月から政治団体「個人の尊厳党」代表。23年の県議会議員選挙に立候補した。

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