鹿児島市長選挙の投票は、24日午後8時までに締め切られました。
開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や、24日に投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、現職の下鶴氏が、新人で共産党県委員会が推薦した桂田美智子氏(71)を大きく引き離してきわめて優勢です。
また、23日までに期日前投票をした人を対象に行った調査でも下鶴氏が桂田氏を大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、下鶴氏の2回目の当選が確実になりました。
下鶴氏は44歳。
ITコンサルティング会社や県議会議員を経て前回・4年前の鹿児島市長選挙で初当選しました。
選挙戦で下鶴氏は、ICT=情報通信技術を活用した稼ぐ力の向上や、子育て支援策、スポーツを中心としたエンターテインメントの促進などに取り組むと訴えました。
その結果、無党派層のほか、自民党や立憲民主党の支持層などから幅広く支持を集めました。
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