名古屋市長選挙の投票は24日午後8時に締め切られました。
開票はこのあとから行われますが、NHKの事前の情勢取材や、24日に投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、日本保守党と地域政党「減税日本」が推薦した元名古屋市副市長の広沢一郎氏が自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元参議院議員の大塚耕平氏らを大きく引き離して、きわめて優勢です。
また、きのうまでに期日前投票をした人を対象に行った調査でも、広沢氏が大塚氏らを大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、広沢氏の初めての当選が確実になりました。
広沢氏は60歳。
愛知県議会議員などを経て2021年までの4年間、当時の河村たかし市長のもとで副市長を務め、今回の選挙に河村氏の後継候補として立候補しました。
選挙戦では市民税の減税拡充や名古屋城天守閣の木造復元計画の推進など河村市政の継続を訴えました。
そして、無党派層のほか、与野党の支持層から幅広く支持を集めました。
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