12月投開票の大阪府四條畷市長選に立候補を表明していた元国連職員の無所属新顔、篠原雄之氏(38)が立候補を辞退することがわかった。篠原氏は、現職の東修平市長(36)が実施を発表した求人サイトでの「市長候補」公募を通じ、選考された候補者だった。

  • 市長候補を求人サイトで公募、自らは立候補せず 大阪府四條畷市長

 選考作業に関わった団体が26日、明らかにした。辞退の理由は事情によるものとしており、東市長が27日に記者会見を開き、説明する予定。

 市長選は、来年1月の任期満了に伴うもので12月15日に告示、24日に投開票される。2期目の東市長は9月、立候補しないことを表明。10月までに人材サービス会社「エン・ジャパン」のサイトを通じ、「市長候補」を公募した。

 209人の応募があり、書類選考や東市長らの面接を経て、篠原氏が選ばれた。篠原氏は11月7日に立候補を表明したばかりだった。

 市長選には、前市議で無所属新顔の渡辺裕氏(50)も立候補を表明している。(村井隼人)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。