経済産業省は、先端半導体への支援や物価高対策などとして、今年度の補正予算案に総額4兆4000億円を盛り込む方針を固めました。
具体的には、先端半導体や生成AIなどの設計や製造技術の開発と実証に1兆514億円、民間投資の後押しとしてラピダスをはじめとする先端半導体の国内生産拠点の整備に対する支援として4714億円を計上する方針です。
また物価高対策として、ガソリン価格を抑えるための補助事業に1兆324億円、来年1月から再開する電気・ガス料金への補助として3194億円を盛り込むことにしています。
このほか中小企業の生産性向上や成長分野への投資を後押しするために5114億円、スーパーコンピューターをはるかに上回る計算能力を持つ量子コンピューターの開発支援に518億円を充てるとしています。
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