伊豆諸島東方の太平洋で海自の哨戒ヘリコプター「SH60K」2機が墜落した事故で、木原稔防衛相は2日、2機が空中で衝突したと断定したことを明らかにした。海自は事故後、同系統ヘリの訓練を見合わせていたが、機体の安全性には問題がないとして、まず1機での訓練飛行に限って3日以降に再開するという。

 防衛省によると、現場から回収した2機のフライトデータレコーダー(FDR)を解析したところ、同時刻に同位置で「衝突を示す急激かつ大きな衝撃が記録されていた」という。衝突した原因について、木原防衛相は「さらに調査を継続する必要がある」と述べた。(矢島大輔、里見稔)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。