赤澤経済再生担当大臣は22日、金沢市で開かれた能登半島地震や豪雨からの復旧・復興を考えるシンポジウムであいさつし「能登の復旧・復興の予算はこれまでに使用した予備費も加えれば1兆円規模だ。有効に使い生活やなりわいの復旧などに全力を挙げたい」と述べました。
また、政府が令和8年度中の設置を目指す「防災庁」をめぐって「例えば能登半島地震が起きてから内閣府の防災担当は事実上パンク寸前だ。国難のような災害を予期し、体制をもっと強化し、事前防災をやっていく必要がある。だからこその『防災庁』だ」と述べ、設置に向けた準備を急ぐ考えを強調しました。
そして「今後、日本からいろいろな災害対応や防災の技術が出てくる。災害の研究を尽くし、世界中に提供して貢献する、それが『防災立国』だ」と述べ、災害対応などに役立つ技術を開発して、世界に広げていきたいという考えを示しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。