自民党政治刷新本部に設置された作業部会の鈴木馨祐座長は12日、派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、党の独自案は作らず、公明党との協議に臨む考えを記者団に示した。「成案を得る前に案があるのは望ましくない。自民として取りまとめは今の時点で検討していない」と述べた。6月23日の今国会会期末をにらみ、各党との合意形成を急ぐ狙いがあるとみられる。
自民の渡海紀三朗政調会長は「ハードに固まったものは与党協議に持っていかないという意味に捉えている」と記者団に説明した。
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