【ローリー(米ノースカロライナ州)時事】岸田文雄首相は12日午前(日本時間同日夜)、訪問先の米南部ノースカロライナ州で、トヨタ自動車が建設中の車載用電池工場を視察した。日本企業による投資や雇用創出を通じた米経済への貢献を発信。サプライチェーン(供給網)に関する日米協力もアピールしたい考えだ。

首相は視察に先立つ11日、記者団に「日本は米国に対する世界最大の投資国で、大きな雇用を生み出し、地域社会の発展にも貢献している。日米が世界経済をけん引する上で、双方の投資促進が大変重要だ」と強調した。

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