岸田文雄首相は10日、佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長が原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査を受け入れる考えを示したことに関して発言した。「最終処分地の選定は半世紀にわたり原発を活用していた日本にとって必ず解決しなければならない課題だ」との認識を示した。
首相官邸で記者団の質問に答えた。玄海町に対して「受け入れを判断いただいたことに政府として心から敬意と感謝を表したい」と語った。
「今後も最終処分に関する理解や議論が全国で深まっていくよう国として前面に立って取り組みを進めていきたい」と述べた。
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