自民党の森山裕総務会長は11日、同党を離党した世耕弘成前参院幹事長が改選となる2025年参院選の和歌山選挙区で、党が対抗馬を擁立することに否定的な考えを示した。党和歌山県連との会合後、記者団に話した。

森山氏は「将来のある方だ。県連の判断に委ねるしかないが、個人的に申し上げるとしたら賢明な判断をお願いしたい」と述べた。

同氏は自身が05年の衆院選「郵政選挙」で対立候補を立てられた経験がある。「自民党の歴史のうえで刺客を立てるのが本当にいいのかいまだに思っている」と語った。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。