立憲民主党の泉健太代表は11日のインターネット番組で、次期代表選について問われ、「2年半、作ってきた(今の)体制がある。『あとはお好きにやってください』と言えるかというと、それは無責任」と語り、続投への意欲を示した。2021年11月に代表に就任した泉氏の任期は今年9月。
4月の衆院3補欠選挙で公認候補が全勝したことを受け、泉氏は番組で「自分のミッションは、総選挙の構え作りに全力を注ぐということだ」とし、自民党を超える第1党となるのが最大の目標だと語った。
泉氏はこれまで、次期衆院選で現有議席の約1・5倍となる150議席を得られなければ「代表の立場にない」と公言している。衆院の単独過半数は233議席以上だが、10日の記者会見では、擁立目標について問われ「もし200人擁立が達成でき、衆院選まで時間がある環境ならば目標の修正もありうる」と、候補者のさらなる上積みを目指す可能性に言及。そのうえで「単独過半数を取れるだけの候補者をめざしたい」とも語った。(伊沢健司)
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