国民民主党の玉木雄一郎代表は12日のフジテレビ番組で、自民党の派閥裏金事件を受けた政治資金規正法改正の与党案は再発防止対策が不十分だとして、公明党の山口那津男代表に賛同しないよう忠告したと明らかにした。「こんな案なら乗らない方がいい。同じ穴のむじなと見られると直接申し上げた」と語った。

2013年12月、裏金問題を巡り「同じ穴のむじなと見られたくない」と述べ、自民に嫌悪感を示した山口氏の発言を引用した形だ。玉木氏は、裏金が選挙費用に充てられてきた可能性があると指摘。「中途半端な改革をして解散という発想は間違っている」として、早期の衆院解散をけん制した。〔共同〕

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