民主党幹事長を務めた輿石東元参院副議長は12日、都内で自身の回顧録の出版を記念したパーティーを開いた。自民党の麻生太郎副総裁や古賀誠元幹事長、立憲民主党の野田佳彦元首相や小沢一郎氏ら与野党の重鎮が参加した。
輿石氏は「心が通じ合った時に信頼が生まれる。政治も経済も教育も人とのつながりで成り立っている」とあいさつした。小沢氏は「政権崩壊の日は近い。政権交代が輿石氏の大恩に報いる唯一の道だ」と語った。
回顧録の題名は「疾風に勁草を知る」。2023年に死去した自民党の青木幹雄元参院議員会長が生前に寄稿した文章も掲載した。
輿石氏は山梨県教職員組合委員長などを経て、衆参両院の国会議員を務めた。民主党参院議員会長などを歴任し、16年参院選に出馬せずに引退した。
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