この中で新藤経済再生担当大臣はデフレからの脱却の判断について「デフレに戻らない、持続的に力強い民需主導の経済成長を実現させることが目標だ。総合的に幅広い角度から検討を行う」と述べました。
そのうえで「デフレから脱却したというのはその時点のことであって、その先にどんな世界が広がるかを示すための施策をきちんと打っていきたい。また環境を整えていきたい」と述べ、デフレ脱却後の経済に向けた政策も検討していく考えを示しました。
また、ことしの春闘で高い水準の賃上げが相次いだことについて「賃上げの動きを波及させて家庭に届けなければいけない。春闘の結果が実際に給料に反映されるようになるには数か月要するところもあり、注意深く見ていきたい」と述べました。
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