離党届を提出し、記者会見する塩谷立氏(4月23日、国会内)

自民党安倍派(清和政策研究会)座長を務め、政治資金問題による党処分を受けて離党した塩谷立氏は13日、BS日テレの番組で森喜朗元首相から問題の責任を取って議員辞職を求められたと明かした。「安倍派を継続するような若手に任せるという言い方でそういう話があった」と話した。

塩谷氏は「報道されている中身では明確には答えなかったが、聞き置いてそのまま自分の中でしまっていた」と述べた。安倍派の幹部「5人衆」への処分を軽くするために議員辞職を迫られたのかと問われ「分からない」と答えた。

森氏は10日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、派閥の政治資金パーティー収入不記載事件を巡り、「5人衆」の依頼を受け、塩谷氏に議員辞職によって責任を取るよう説得していたと明らかにした。

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